解剖学重視のヨガへの違和感
あまり解剖学に詳しいわけではないので、もうちょっと詳しくなってから言うべきかもしれないんですが、バランス重視の僕としては、なんだかなぁと思うこと。
それは、アーサナへの解剖学的アプローチが最近流行りすぎていることです。確かにInstagramがヨガでの怪我を促進させた!という研究結果が出たりしているので、適切なアライメントなどの知識や無理をさせない、アーサナ至上主義に仕向けてはいけないなどの話もあると思います。このあたりは激しく同意します。
そこで解剖学が抑止力として、機能を果たし、注意喚起している訳ですが…、なんだか筋肉や骨の話だけでヨガの話が片付くって、面白くないと思うのは僕だけでしょうか(笑)ヨガってアーサナだけじゃないはずですよね。アライメントの話だけしてても、身体の話だけ詳しくなっても、楽しいと思えないんですよね。中国雑技団みたいな身体になっても、僕は暮らしに必要なスキルではないから、それができるようになった結果だけでは幸せにはなれないと思っちゃいます。
確かに身体コントロールは大事だと思うんですが、理屈っぽくなって、左脳的で、男性的な感じがするんですよね。それをさらに、感性的に、右脳的に発展させていくことが、次のレベルに持っていくことに必要だと思うんです。インサイドフローが流行っているのも、そういうもののカウンターなのかなと思います。個人的にはパリピっぽくて、なかなか手が出しにくいのですが(泣)
とはいえ、教える側は両方知っていないといけないと思うし、次のレベルに引き上げる先駆者になれるよう、今の僕には解剖学の学習が必要だと思って、勉強しています。右脳的に解剖学を説明できるようになりたいです。
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