ヨガの基本である八支則
ヨガの八支則のこと、ご存知の方も多いと思いますが、ご存知でない方もいらっしゃるかもしれません。
八支則とはサンスクリット語でアシュタンガといいます。アシュタンガといえば、運動量の多い流派であるアシュタンガヨガそのものを指すかのように思いますが、一般的に言うアシュタンガヨガは正式にはアシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨガ。確かにアシュタンガヨガはアシュタンガを大切にするヨガではありますが、アシュタンガはどのヨガでもベースとなる考え方。そもそもアシュタンガという言葉が出てきたのは、ヨーガ・スートラです。
アシュタンガの語源は8つ(アシュタ)の手足(アンガ)。ヨガスートラでは、ヨガには8つの段階があると説いています。
- ヤマ(禁戒)
- ニヤマ(勧戒)
- アーサナ(座法)
- プラーナヤーマ(呼吸法・調気法)
- プラティヤハーラ(感覚の制御)
- ダーラナ(集中)
- ディアーナ(瞑想)
- サマーディ(悟り)
これをよくよく見ると、とっても面白いことがいくつかわかります。
アーサナ(ポーズをとる)はたった3つ目でしかない!
というかアーサナの前に大事にすべき段階が2つある!
レベル5~8は全て瞑想!!(アーサナは長く瞑想で座れるようにするために体を鍛えるという位置づけ!)
どうでしょうか?僕がこれらを知ったとき、常識を大きく崩されました。八支則の観点からでも、ヨガは単なるフィットネスではないというのがお分かりになると思います。
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