自分の細胞、大切にできてますか?
細胞が喜んでいる気がするっていう話を、この前書きましたが、これまではあんまりそういう感覚って持ったことなかったんですよね。
自分という意識が脳みそのあたりにあって、そこから身体を「支配」しているような感じを持っていました。そりゃ脳みそからの神経伝達で身体が動くわけなので、当然といえば当然なのですが。
よーく考えると、細胞一つ一つも自分なんですよね。もともと受精卵のときには1つしかなかった細胞が分裂して、いろんな機能を持って(生物学的には分化というやつですね)、今の自分が形成されているわけです。だから、脳の自分も、手の自分も、足の自分も、お腹の自分も、みんな等しく自分。そう思うと、自分のこと、もっと大事にしてあげなきゃと思います。
それに、もっと昔のことをたどると、自分も「自分だけ」じゃないんですよね。例えば、僕らの細胞の中にあるミトコンドリアって、実は別の生き物だったらしく、20億年前に生き物に取り込まれるようになったという細胞内共生説という話があります。ミトコンドリアが僕たちの中に共生してくれるから、ATPという生体エネルギー(ヨガ的にはプラーナ)を生み出すことができます。
う~ん、生命の神秘ってステキ。そんなステキな奇跡から生まれた細胞たちを、もっと大事にしていきましょう。
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